半身浴してはいけない人

半身浴は、みぞおちから下の部分だけを38度~40度のぬるめのお湯に浸けるので、身体に受ける水圧も低く、心臓や肺に対する負担も減るため疲れにくい入浴法だと言えます。

 

高血圧や心臓に疾患のある人は、熱いお湯や全身浴では体に大きな負担がかかることになってしまいますが、ぬるいお湯にゆっくりと浸かる半身浴では負担が少なく、入浴によるトラブルが起こる危険性も少なくなるようです。

 

特に、半身浴をしないほうがいいという人はいないようなのですが、高齢者や妊婦などではあまり長時間行なわないようにするなど、自分なりの配慮などは必要になるでしょう。

 

半身浴を続けてもあまり汗をかかない人の場合には、身体の代謝機能が落ちている状態が考えられるので、日常生活に軽い運動などを取り入れるようにするほうが、ただ半身浴を続けるだけよりもいろいろな効果が出やすくなるでしょう。

 

また、身体に良いといわれるものでも向き・不向きがあり、半身浴のように長くお湯に浸かっていることが苦痛だという人もいます。

 

半身浴を行うことによって、リラックス効果やデトックス効果よりも、イライラとしたストレスのほうが現れてしまうことがあるので、そのような人は半身浴を行わないほうがいいでしょう。