半身浴で疲労回復

半身浴は、人肌より少し温かい程度のお湯(38～40度)に20～30分ほど浸かることでストレス解消や疲労回復に効果があります。

半身浴を行うと、温熱効果と水圧効果により血液の循環がよくなり発汗が起こります。このとき副交感神経の働きが活発化し、リラックス効果を得ることができるのです。
また、血行がよくなると冷えや肩こりなどの症状も改善され、身体の調子が整って疲労感が解消されていきます。

半身浴の際に、好きな音楽や好きな本、好きな香りなども一緒に浴室に持ち込んで行なえば、よりリラックス効果を得ることができるでしょう。好きなものに囲まれての半身浴で、疲労回復効果が更に感じられます。

半身浴は、胸より上の部分を湯船から外に出しておくことで、心臓へ負担をかけないようになっています。その為、ゆっくりお風呂に浸かっていても身体への負担が少なくて済みます。

しかし、半身浴は正しい入浴方法で行なわないと疲労回復効果は期待できず、かえって疲労をためてしまうことになるので要注意です。

最近少し疲れ気味だ、疲労が溜まっているなと感じる人は、自宅で簡単に行なえる半身浴で心身のリフレッシュを図ってみるといいでしょう。