エネファームのその他の気になるポイント
エネファームの価格が気になると思いますが、東京電力の製品の場合だと、1,995千円(据置台、リモコンセット、熱回収高温フィルター含む、税込み)となります。
2013年4月1日発売の最新型(NA-0813ARS-K)の燃料電池ユニットは、発電出力が0.75kW(出力範囲:0.20~0.75kW)、熱出力は1.08kW(出力範囲:0.21~1.08kW)あり、外形寸法は高さ1,850×幅400×奥行400mmです。
貯湯ユニット(NAC1513A)は、貯湯温度が60度、貯湯タンク容量が147リットルです。バックアップ熱源機(NAT4213ARSAW6U)は、熱源機タイプが潜熱回収型ガス瞬間式で、給湯能力は41.9kW/24号、追焚き能力9.9kW、暖房能力17.4kWとなります。
実際に全体のエネルギーのどの位をまかなえるかですが、標準的な家庭の年間電気使用量の約50%をまかなうことになりそうです。
1日に使用するお湯や暖房の使用量を予測して、電力負荷に応じて0.20~0.75kWの発電を行い、発電量が不足する場合に電力会社の電気を使います。
エネファームの稼動は、運転効率を考慮して1日1回発電を停止させ、夏場で8時間程度、中間期、冬場で13~20時間程度となります。このように非常にうまくつくられている設備ですが、更に太陽光発電とのダブル発電もお勧めとなります。
自然に合わせて発電する太陽光発電と、暮らしに合わせて発電するエネファームのドッキングということで、両方とも電気を使う自宅で発電しますから、まさに究極のエコ住宅を実現することができるでしょう。